子どもたちと一緒に未来の社会について考える、オムロン東京事業所の子ども参観日

オムロンで働くお父さん・お母さんが、日々どんな職場でどんな仕事をしているのか、その仕事が社会の中でどのような役割を果たしているのか?
子どもたちに楽しく学んでもらいながら、子どもたち自身にも未来の社会について考える機会になるように、今年も7月にオムロン東京事業所子ども参観を開催しました。

こどもの視点から社会の課題を見つけ、未来の駅について考える

「未来の駅を考える」と題したグループワーク。
子どもたちは数人ずつのグループに分かれ、駅が描かれた大きな紙を囲みながら「未来の駅」について考えました。
グループごとに意見を出し合ったあとは、それぞれのグループの代表が全員の前で、グループで話し合ったアイディアを発表してくれました。
子どもたちが考える未来の駅とは、いったいどんな駅なのでしょう?

「外国の人にも分かりやすいように、外国語でマナーを伝える放送をした方がいい。」
「ベビーカーが危なくないように、段差をなくしたほうがいい。」
といった日常生活の気づきから、

「線路に人が落ちる前に、受け止める網が自動的に出てきて人を助ける。」
「ベンチが汚れた時に自動でお掃除してくれるロボットがあれば、いつもベンチがキレイ。」
「歩きスマホをやっている人を360°カメラが捉えて、ロボットが危なくないよう注意する。」
「悪い人がきたら感知して、改札機が閉じて駅に入れないようにする。」
「改札を通らなくても、電車に乗れるようになる。」
といったテクノロジーを組み合わせた斬新な発想も。

"あったらいいな"の発想を現実にするのは、ここにいる子供たちかもしれません。

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オムロンの事業や技術を体験

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子どもたちが真剣な眼差しで操作するのは、オムロンのコントローラを使った、「3軸ロボットのUFOキャッチャー」。
ゲームセンターにはないタッチパネルを操作して、飴を上手につかみ取った子どもたちは得意気な表情。

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UPS(無停電電源装置)はPCやシステムの非常用電源。
電源が切れても、電球が消えずに点灯し続ける様子を見せながら、UPSが街や家の生活から社会のシステム、会社や工場の仕事を守っていることを説明。
ドライバーを握ってUPSを分解し、取り出したバッテリの大きさや重さを手に取って感じてもらいました。

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新規事業の分野では、CYBERDYNE株式会社と協業で事業をすすめている、介護・作業支援用のロボットを紹介。
人が体を動かそうとする時に脳から筋肉に伝わる信号を読み取ってロボットが動くという仕組を体験してもらいました。
子どもに電極を取り付け、実際にロボットの足を動かすと、付き添いのお母さんたちからは驚きの声があがりました。

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留守番中の子どもやペットを外出先から見守ることができる、見守りカメラセンサの体験では、お母さんがスマートフォンに向かって話しかけると、カメラからお母さんの声。
カメラから聞こえるお母さんの声に子どもはキョトンと不思議そうな表情。

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体験を終えた子どもたちは、次にお父さん・お母さんの執務スペースを訪問。
写真入りの可愛らしい名刺を職場の人たちと交換しながらご挨拶。
最後に、子どもたちから働くお父さん・お母さんへ応援とありがとうのお手紙をプレゼントし、あっという間に2時間が過ぎました。

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大人気のオムロン女子ハンドボールチームのマスコット「ピンディー」も熊本からこの日のために駆けつけ、子どもたちは大喜びして一緒に遊びました。

子ども参観を通して、お父さん・お母さんと同じように未来の社会について真剣に考えた子どもたち。
参観を終え、「将来、ロボットが作れる仕事がしたい!」といったコメントも。
子どもたちが大人になって、一緒に社会の課題を解決する日を楽しみに、それまで、家族に応援エールをもらいながら、わくわくする未来の礎をしっかりと創っていこうと考える、子ども参観日です。