仕事と介護の両立を考える

~両立に必要な情報と職場のチームワークについてワークショップを開催(オムロン京都事業所)~

誰もが直面する、仕事と介護の両立への不安

先進国を中心に急速に進む高齢化。
とりわけ、世界のどの国も経験したことのない超高齢化に突入した日本では、介護を必要としている人も年々増加しています。
介護をする側の負担も大きく、働きながら介護をしている人の数は290万人(2013年7月 総務省調査)にものぼり、世代を問わず、全世代介護時代へと進んできています。

企業で働く人には、数年以内に自分も介護をする可能性を感じている人、仕事と介護の両立に漠然とした不安を抱える人がたくさんいます。

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資料提供:株式会社wiwiw

一人ひとりがいきいきと活躍できる職場を目指して

「人間性の尊重」という企業理念を持つオムロンは、国籍や性別だけでなく、家庭環境や積んできたキャリアに捉われず、様々な価値観や考え方をもった多様な人財が個性や能力を発揮し、いきいきと活躍できる職場を目指しています。

介護の必要性に直面した社員が、ある日突然仕事で能力が発揮できなくなったり、または離職せざるを得なくなる状況を避けるために、オムロンでは、介護をしながらでも安心して働ける職場づくりを推進しています。
2015年度からは、オンラインシステムにより、公的介護保険制度の仕組みや、知っておくべき両立支援制度に関する情報の提供を行うほか、専門家による365日24時間体制の相談窓口を設けています。この取り組みの一環として、外部講師を招いて、「仕事と介護の両立支援セミナー」を社員向けに開催し、約100名が参加しました。

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仕事と介護を両立するための5つのポイント

介護は突発的に問題が発生することや、介護を行う期間・方策も多種多様であることから、直面した時に落ち着いて対処できるよう、公的介護保険制度の仕組や初めに相談する窓口など、事前に知識を持って備えておく事が大切です。

また、職場の周りの人の理解や協力体制をいかに築けるかが重要な鍵となります。 自分が当事者になる以外にも、周りのメンバーがそのような状況になったとき、また、部下が介護問題を抱え悩んでいるとき、それぞれの立場でどのような理解と協力体制が必要とされるのか。

そのために、日頃から相談しやすい環境・関係性を構築することの重要性など、参加者はグループワークを通して仕事と介護を両立するための5つのポイントについて学びました。

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資料提供:株式会社wiwiw 平成26年度 厚生労働省委託事業「企業における仕事と介護の両立支援 実践マニュアル」より

セミナーに参加した社員は、「自分の親の介護の可能性が近づいてきているという実感とその準備の必要性を改めて感じた」「具体例を交えての講義でイメージが湧き、自分自身の可能性に置き換えて状況を整理することができた」「自分だけでなくチームメンバーに対しての心構えの大切さが学べた」などの感想を述べていました。

これからもオムロンでは、一人ひとりが安心していきいきと活躍できる職場をめざし、今後もこうしたセミナーなどを展開しながら、働きやすい環境整備に取り組んでいきます。

人の知見を機械に組み込む「Sensing & Control + Think」技術。

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